社会福祉法人 仁生社
江戸川病院
近年はCTや超音波検査で早期発見されることが多くなっています。早期では無症状なことが多く、進行すると肉眼的血尿や腹部腫瘤、背部痛が出現することがあります。治療としては手術と薬物療法があります。
当院では手術は腹腔鏡手術、開腹手術による腎摘出術、小さい癌であれば腎部分切除術があります。薬物治療は進行性腎癌、転移性腎癌で使用し、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬があります。早期では無症状のことが多く、進行すると肉眼的血尿や腹部腫瘤、背部痛が出現することがあります。
CT・超音波検査
腹腔鏡手術、開腹手術による腎摘出術・腎部分切除術(小さい癌の場合)
薬物療法(進行性腎癌・転移性腎癌)
分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬
従来の大きく腹部を切開する開腹手術に替わり、患者様への負担が少ない低侵襲手術として広く普及しています。腹腔鏡手術では、皮膚を小さく切って小穴を開けて、内視鏡や手術用の道具をお腹の中に入れて手術を行います。創が小さく痛みが軽く手術後の回復が早いなど、体に対する負担が軽いというだけでなく、内視鏡により、繊細な手術が可能であるなどメリットが大きい方法です。当科ではハイクオリティな3D観察が可能な最新鋭の腹腔鏡手術システムを導入しています。現在、腎癌や腎盂尿管癌に対する手術を中心に行っています。