社会福祉法人 仁生社
江戸川病院
2022.10.21更新
当院のがん治療の特徴は身近な病院でありながら、専門病院と遜色のない知識と技術をもち、
患者さん本位の小回りの利くがん治療を行っています。
オーダーメイドのMRIガイド下高精度放射線治療(IMRT)を提供しています。腫瘍と正常組織をリアルタイムに監視しながら、ピンポイントで標的を照射します。MRI画像の撮影による放射線被ばくはゼロです。低磁場と高磁場のMRIガイド下IMRTシステムを同時に導入している施設は、世界でも江戸川病院だけです(2020年6月時点)。どんな病状の患者様にも、最適な放射線治療を目指し取り組んでいます。
MRIガイド下放射線治療システム。MRIの画像を見ながら放射線治療を行うため放射線被ばくがなく、再撮影の負担が軽減されます。
さらにMRI画像は軟部組織のコントラストがよく、CT画像では難しい、肝、骨、および脳の病変を識別しやすいためより正確な放射線治療を実現しています。
MRIと3Dエコーをフュージョンさせて、がんが非常に疑わしいところを確実に生検できます。これにより、MRI陽性症例の確実な診断率向上と再生検のリスクが減ります。
泌尿器科、外科手術で導入しています。
従来の内視鏡的顛末切除術(EMR)で対応困難な、食道・胃・大腸の面積の広い早期がんに対しても治療が可能となりました。
当院では、患者さんとそのご家族が、安心し納得して、がん治療を受けられるように、専門看護師と認定看護師が多職種と協力しながらお手伝いさせて頂きます。
つらいと思ったら緩和ケア
がんと言われて、からだもこころもつらいと感じていませんか?そのつらさ我慢しないでください。当院は緩和ケアを受けることができます。緩和ケア専門医・緩和ケア認定看護師・がん専門看護師が活動しています。
緩和ケアはがんと診断された時から受けることができます。緩和ケアチーム:緩和ケア専門医・緩和ケア認定看護師・薬剤師・MSWで構成されたチームです。がん以外の疾患の方でも相談が可能です。
医師:後藤宏顕(特定非営利活動法人 日本緩和医療学会緩和医療専門医)
2021年春☆増床・リニューアル
外来化学療法室では「安全・安楽・確実」に外来通院されているがん患者さんに薬物療法を提供できるよう努めています。投与管理、治療中の副作用への対応だけでなく、専門の薬剤師からの薬剤指導や、看護師から精神的なサポートや、生活面での困りごとへの対処方法の提案。
MSWによる経済面や在宅介護の調整・情報提供を行っています。治療の事だけでなく自宅でも安全・安楽に過ごせる事を他職種でサポートしています。
医師:明星智洋(公共社団法人 日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医、一般社団法人 日本血液学会血液専門医)
医師:南方邦彦(一般社団法人 日本呼吸器学会呼吸器専門医)
目指そう、治療の完遂!
患者さんの生活に合った時間帯で治療が行えるように、朝から夜間まで治療を行っています。治療経過を把握し有害事象の予防や日々の変化に合わせたケアの提供を行っています。
長期にわたる治療が安全に安楽に治療の完遂ができるように身体的、精神的苦痛や不安に寄り添い支援を行うために、緩和ケア看護師、化学療法室看護師、MSW、放射線治療技師とともにチームでサポートしています。
安心して治療や療養が継続できるように社会福祉士と看護師がお話を伺い、院内外の各専門職と連携を取ってサポート致します。
近隣でがんと診断されている患者様とご家族様の患者会
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スタッフの活動の様子などを更新しています。お時間のある時にチェックしてみてください。
江戸川病院でトモセラピーによる「前立腺がん」放射線治療を受けた方向けの患者会【男性限定】