社会福祉法人 仁生社
江戸川病院
婦人科領域では、2018年より子宮筋腫・子宮腺筋症などの良性疾患および早期の子宮体がんでロボット支援下手術が保険適応となりました。卵巣のう腫などの付属器疾患に関しては保険適応ではありません。
当院は、da Vinch Xiという手術支援ロボットを使用しております。3D画像で拡大しながら手元のハンドルを操作し、遠隔で鉗子やカメラを動かすことで手術を行います。ロボット支援下手術は鉗子の先が540度回転し繊細に動かすことができるため、腹腔鏡手術よりも精緻な操作が可能となり、出血量もより少なくなります。ロボット手術の創は下図のように5ヶ所、臍の高さで一列に並びます。1つずつの創が小さいため、痛みは少ないのが特徴です。
当院では、日本婦人科ロボット手術学会のプロクターが在籍しており、安全な手術を心がけています。