社会福祉法人 仁生社
江戸川病院
オーバーユース障害であり、男性バレーボール選手の約50%が経験すると報告されていて、膝蓋骨についている膝蓋腱に炎症を起こす障害です。
ジャンプやダッシュ,キックなどの動作で膝蓋腱に強い牽引力がかかり、ジャンパーに多く発症することからジャンパー膝と呼ばれています。
高いジャンプが可能で、スパイクジャンプの着地でより膝を深く曲げる選手に発症しやすいと報告されています。
この牽引性や伸張性の負荷が繰り返しかかっていくと膝蓋腱に炎症や腱の微小損傷を引き起こして痛みが出現します。
発症の要因・誘因が複雑であるために、治療に難渋するケースが少なくありません
身体所見
画像所見
症状分類
基本的には以下のような保存療法が主体となります。 ・スポーツ現場では痛みの程度により運動制限
・リハビリテーション(理学療法、運動療法)
・装具療法
・注射療法
炎症がとても強いときや診断目的に炎症部位への注射を当院ではエコーを用いて正確に行います。
・超音波療法
・対外衝撃波療法
リハビリテーションでは、大腿四頭筋の筋力改善を中心に図っていきます。
症状が強い場合には膝関節の安静と運動前の大腿四頭筋のストレッチや運動後のアイシングを行います。
膝蓋腱自体、筋骨格単位、運動連鎖の負荷耐性の向上に焦点を当てて段階的に行っていきます。
参考文献
江戸川病院
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