社会福祉法人 仁生社
江戸川病院
2024-11-27更新
江戸川病院乳腺外科では乳腺疾患(乳癌及び乳腺良性腫瘍、炎症性疾患)を対象とした専門的診療を行っております。
乳癌罹患率は上昇を続けており、女性の中では第1位(年間、7万人)です。
こうした中、乳癌治療の進歩にはめざましいものがあり、その治療には高い専門性が必要となっています。
画像診断
マンモグラフィー、超音波、CT、高性能MRIなど充実した画像診断
乳管造影 乳頭分泌などの診断に有用
組織診断
確定診断には組織診断が必要ですが、用途に応じて3種類あります。
①(ばね式)針生検:一般的な病変の組織診断に用いる。
②(超音波ガイド下)マンモトーム生検:吸引式であり①より高い診断能を持つ
③(ステレオガイド下)マンモトーム生検:石灰化の診断に必要
※これら全ての手技を高い技術で行っております。
手術
診断精度の向上や最新の知見により、乳房全体を切除する[乳房切除術]から[乳房温存術]へ、またリンパ節郭清も、[腋窩郭清]から[センチネルリンパ節生検]へ変遷しており、当院では乳癌専門医の資格を持つ医師が豊富な経験で対応します。
※当院では正確な手技による「短時間かつ出血しない手術」を行っておりますので、血液をサラサラにする薬剤(抗凝固薬)を休止する必要はありません。
薬物療法、放射線
治療法の中心は手術ですが、ホルモン療法,化学療法(抗癌剤を用いた治療),放射線療法など併用する治療法も高度に進歩しています。当院では化学療法を専門とする[腫瘍内科医]や放射線治療を専門とする [放射線科医]と、連携して対応します。
※当院の照射ではトモセラピーを用いた高い技術の照射を行っております。
また、乳癌以外の疾患(葉状腫瘍、良性腫瘍、乳腺の炎症性疾患など)にも幅広く対応しております。
乳腺良性疾患
当院では、他院では診療困難な疾患(乳腺炎や異常乳頭分泌)などの診療も得意とし ています。
●他院での診療に納得されない方も豊富な臨床経験で満足のいく診療を行います。
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